疑心

強盗の際にオーウェンが感じ取ったもの。
それは、匂いと仕草でした。これがパーカーの父ビリーと同じだったのです。

そして、オーウェンは昨日の出来事を思い返します。
パーカーの母リリーに気に入ってもらおうと酔った勢いも相まって、オーウェンはペラペラと自身の銀行のこと、金庫のロックの解除方法まで教えてしまっていたのです。

オーウェンの中にはほとんど確信に近いものがありましたが、決定的な証拠がありません。ましてや、相手は婚約者の両親です。

銀行には警察が訪れますが、本心状態のオーウェン。そこにパーカーが両親とともに駆け付けます。

ゴーストバンディット

警察官ロジャーにより事情聴取が開かれます。オーウェンは義理の両親の前でうまく話せません。

そこでロジャーからゴーストバンデットという強盗の話を聞きます。それは銀行員の中でも有名な話で、州を渡り歩く伝説の凄腕銀行強盗の話でした。

ロジャーは長年ゴーストバンディットを追う警官であり、まさかゴーストバンディットが自分の銀行を襲ったのかと驚くオーウェン。

事情聴取が終わると、義理の両親から結婚祝いのプレゼントが。
それは車。それも、DODGEのDODGE CHALLENGERで超高級車（笑）
ここらへんが、アメリカを感じますね（笑）

時は立ち、両親同士の初の顔合わせに。オーウェンは会話に義理の両親を試すような質問を織り交ぜて、聞き出そうとするがかわされてしまう。

パーカーはオーウェンの言動を不審に思い、帰ってオーウェンを問い詰める。オーウェンは犯人がパーカーの両親であると思っていることを伝えるが、聞き耳を持たれず、呆れられてしまった。

疑心から確信へ

オーウェンは犯人が義理の両親であることに確信を持つため、二人を追跡することにした。あの派手な車で（笑）

義理の両親が気づかないわけもなく、まかれてしまうが、何とか追跡に成功。義理の両親はバーであっていた女性リーハンのもとを訪れていた。目的は借りた金を返すことであった。借りた金はオーウェンの銀行から盗んだもので、リーハンに返すも、利子５００万ドルが返せていないと言われる。そして、隠し通してきた娘のパーカーについて調べが済んでおり、パーカーを殺すと脅迫され、何とか式までに５００万ドルを調達せねばならないことになった。

一方、オーウェンは家に侵入し、真相を突き止めようとするも、番犬に襲われたりと散々な目に合うも、義理の両親とリーハンの会話を盗み聞きし、愛するパーカーに危険が迫っていることが発覚する。

オーウェンは帰り路で、パトカーに止められる。話しかけてきたのは担当刑事のロジャーであった。ロジャーは調べてい内にオーウェンが容疑者に上がったという。トランクを開けろと言われ、開けてみると、そこには強盗の時に使用されていたマスクや銃弾、変声器などが出てきた。義理の両親により犯人に仕立てられたのである。

容疑者兼スパイに

週末は結婚式なのに牢屋に入れられそうになってしまう。そして、犯人は義理の両親であると自白するオーウェン。そこで、ロジャーに盗聴器をもってスパイをするように持ち掛けられる。

シーンは変わり、オーウェンはパーカーと結婚式用のケーキを調達しに向かうところであった。義理の両親たちもついてくるといい、４人で向かうことに。オーウェンは何とか現状をパーカーに伝えようとするが、なかなかうまくいかない。

そんなところに、ケーキ屋にリーハンたちが訪れ、パーカーを奪われる。慌てて、義理の両親が対応し、パーカーは両親が銀行強盗であることがバレてしまう。リーハンがパーカーを連れ去ろうとするが、盗聴器でパーカーの危険を知らせ、銃撃戦に発展。パーカーは連れ去られてしまった。

義理の両親はパーカーを助けるため、リーハンを追うが、どこにいるのかわからない。両親はオーウェンがスパイをしていたことを叱責するが、逆に捕まったのは両親のせいだとオーウェンに突き付けられる。

容疑者から本物へ

オーウェンはどこにいるかわからないパーカーを助け出すには５００万ドルを用意するしかないと言い、銀行強盗の仲間になると持ち掛ける。頼りないが銀行の弱点を知るオーウェンを仲間にすることにした。

オーウェンは作戦を発表する。保有する金額で最も大きいのはアトラス銀行。ここなら１件で済むが、対ゴーストバンディット用の防御設備が整っており、不可能であると判断になる。そして、オーウェンが提案したのが、ビクトリー・ユニオン銀行。支店長が怠け者で、そのせいで集金の際に銀行３店舗分を輸送車で運ぶことになり、これを襲えばいいと作戦を立てた。

そして、本番。銀行に輸送車が到着。見事、銀行を襲い、金を奪取。後は輸送車内の金を運び出す間、オーウェンが銀行内で時間稼ぎをすることに。おどおどしたオーウェンを見て、大男が立ち向かってきた。ボコボコにされるオーウェン。一方、輸送車の方も異常に気付き、戦闘になる。

逃げる手筈が整ったがオーウェンが来ない。オーウェンは大男に襲われるも、大男が急に心臓発作で倒れ、蘇生措置を行っていた。大男が蘇生し、銀行を出るオーウェン。義理の両親に加勢するも、水鉄砲であることがバレてしまい。再び戦闘に。

乗ってきた車を走行不能にされ、逃げ場を失ったところ、現金輸送車を乗っ取り、脱出に成功。現金輸送車に残った現金をもって逃亡するが、警察の猛追によりどんどん散らばっていく。警察を木ことには成功するが、残った現金は６０ドルだけであった。

難攻不落のアトラス銀行

再び、作戦会議。義父ビリーは今までの失敗で信用できないが、義母リリーが本当にパーカーを守ろうとしているオーウェンを見てビリーを説得。オーウェンの提案通り、次は難攻不落の銀行アトラス銀行を攻め落とすこととした。

オーウェンは保安設備学ぶことを名目にアトラス銀行に潜入し、金庫に到達する。義理の両親に合図を送り、両親は銀行強盗を開始。そのすきに、オーウェンは現金をもって、銀行から脱出。両親は脱出し、警察のひきつけ役になった。

パーカー奪還

オーウェンの行き先は、もちろんリーハン。倉庫でリーハンたちと合流することになった。オーウェンは現金をリーハンに渡すが、リーハンはパーカーを引き渡さず、二人とも殺すことに。

オーウェンは銃で応戦し、あっさりとリーハンたち全員を倒してしまう。そこに駆け付けた義理の両親。現場を見て唖然とするが、とにかく娘を救ってくれたことに感謝し、ビリーもオーウェンのことを認める。

警察も駆け付け、オーウェンは現金をもって再度逃亡。アトラス銀行に潜入し、現金を戻してなかったことにした。

結婚式当日

シーンは変わり、結婚式当日に。義理の両親は逮捕され、これなかったが、ハッピーな結婚式が始まった。すると、そこに、義理の両親の姿が。ロジャーと交渉し、結婚式に出席できたのだ。互いに認めあうことができ、ハッピーな結婚式になりました。

ハッピーエンド。