今回のテーマは映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」です!!
★5/★5 感想&ネタバレ「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
さて、本作品は、あの「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作です!!
評価は★5/★5です!!!!
「ミッション:インポッシブル」シリーズは映画は今回が7作品目であり、今回は二部作のPart1です!!
前作は「ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)」であり、約5年越しの新作であり、
主役はもちろんトム・クルーズ!!
以前紹介した、「インディ・ジョーンズと運命のダイアル」でインディ役のハリソン・フォードは御年81歳と紹介しました。
ミッション:インポッシブルも第1作目は1996年と昔からの作品であるため、トム・クルーズの年齢も調べてみると、、、、
61歳!!!
タイトルにも書きましたが、なかなかのアクション。
最近はある程度年齢が言っても元気な方は多数見かけますが、この年であのアクションは元気すぎ(笑)
今回は最新作のPart1である「デッドレコニング PART ONE」について迫っていきます!!
また、今回は人生初のScreenXで鑑賞してきました!!
ScreenXの感想なども併せてお伝えしますね!!
以下の項目にのっとって、話を進めていきたいと思います。
作品情報
タイトル:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
(原題:Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One)
公開日:2023年
国:アメリカ
ジャンル:アクション
原作:ブルース・ゲラー(Bruce Israel Geller)『スパイ大作戦』
監督:クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
脚本:クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
エリック・ジェンドレセン(Erik Jendresen)
製作:トム・クルーズ(Thomas Cruise Mapother IV)
クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
デヴィッド・エリソン(David Ellison)
ジェイク・マイヤーズ(Jake Meyers)
対象年齢:全年齢向け
公式サイト:映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公式サイト (missionimpossible.jp)
出演者:
- イーサン・ハント 俳優 – トム・クルーズ
- グレース 俳優 – ヘイリー・アトウェル
- ルーサー・スティッケル 俳優 – ヴィング・レイムス
- ベンジー・ダン 俳優 – サイモン・ペッグ
- イルサ・ファウスト 俳優 – レベッカ・ファーガソン
- アラナ・ミツソポリス(ホワイト・ウィドウ) 俳優 – ヴァネッサ・カービー
- ガブリエル 俳優 – イーサイ・モラレス
- パリス 俳優 – ポム・クレメンティエフ
- ジャスパー・ブリッグス 俳優 – シェー・ウィガム
- ユージーン・キトリッジ 俳優 – ヘンリー・ツェニー
- デンリンガー 俳優 – ケイリー・エルウィス
上記以外にも、多数の脇役や端役が出演しています。
予告PV
あらすじ(ネタバレなし)
シーンはロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリから始まる。セヴァストポリは推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)を用いた新しい航行システムを試験運用していた。
※推測航法:航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから、過去や現在の位置を推定し 、その位置情報をもとにして行う航法のこと。英語でDead Reckoning(デッドレコニング)という。1
すると、セヴァストポリは航行中にアメリカの原子力潜水艦をソナーで捕捉した。絶対に見つかることのないはずのセヴァストポリが相手に感づかれ、相手からの魚雷が発射される。船員は慌てて戦闘準備に入り、相手戦艦を迎撃するため、魚雷を発射。相手戦艦からの魚雷をセヴァストポリは避けれなかったが、なぜか衝撃は来なかった。セヴァストポリが放った魚雷も相手戦艦に到達する直前にて戦艦が消失した。何が何だかわからず戸惑う船員たちであったが、戦闘は避けられ、ひとまず落ち着いた。
しかし、安心したのもつかの間。
セヴァストポリが放った魚雷はUターンし、セヴァストポリに衝突する軌道に変わる。セヴァストポリは魚雷を避けることができず、海の底に沈められた。
IMF(Impossible Missions Force)エージェントであるイーサン・ハントはアラビア砂漠のエンプティ・クオーターに潜伏する元MI6のイルサ・ファウストから十字架型の鍵を取り戻すようIMFに命じられる。そのころ、イルサには懸賞金がかけられ、懸賞金目当てに武力組織に狙われているところだった。イーサンはイルサを助け、懸賞金をかけたのはアメリカ政府だと知る。
一方、ワシントンD.C.で行われたアメリカ情報機関のリーダー達の会議で、ロシアが開発したこの新型AIを”エンティティ”と呼び、それが世界の主要な防衛、情報、金融ネットワークに潜入し脅威となる事について話し合われていた。
その中には、IMFの司令官であるキトリッジの姿もあり、世界各国は自国の軍事力のため、このAIを唯一制御可能な2つで1つとなる鍵を奪い合っていた。
イーサンは変装し、会議に乗り込んでキトリッジ以外を薬で眠らし、キトリッジを問いただす。
イーサンはエンティティが人類にとって今後大きな脅威となると考え、そして、イーサンは組織に背いてでも、間違った人間の手に渡る前に手に入れ、エンティティを破壊するというこれまでで最も危険な任務に挑む。
果たして、最後に鍵を手にするのは誰なのか。
そして、イーサンはエンティティを破壊できるのか。
というのが、あらすじ。
感想
今回は109シネマズ ScreenXで見ました!!
初めてのScreenX!!興奮しましたね(笑)
270°(3画面)で見るアクションは迫力満点でした!!
また、アクション映画ながらの迫力を感じるためにも、ぜひ映画館に足を運んでいただきたいです!!
話の内容はややむずかしめに感じましたが、それを含めてもすごく面白い作品でした!!
なので、個人評価は★5/★5です!!!
ただ、、画面が結構揺れるので、もしかしたら、人によっては画面酔いする人もいるかもしれません。
この作品を見るには?
2023年9月8日現在、
この作品を見るためには映画館のみです。
シリーズ
前述したとおり、本作品は「ミッション:インポッシブル」シリーズで7作品目です。
来年には、今回の作品の続編である『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』の公開が予定されております。
シリーズは以下の通りです。
- 『ミッション:インポッシブル』 (1996年) 個人評価:★3/★5
- 『ミッション:インポッシブル2』 (2000年) 個人評価:★2/★5
- 『ミッション:インポッシブル3』(2006年) 個人評価:★3/★5
- 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 (2011年) 個人評価:★5/★5
- 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 (2015年) 個人評価:★4/★5
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 (2018年) 個人評価:★4/★5
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 (2023年) 本作
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』 (2024年6月28日、公開予定) 本作続編
シリーズすべての主人公をトム・クルーズが務め、今年で61歳になります。
映画を見ていただいたらわかりますが、かなりアクションがすごいです!!
61歳とは思えないほど若いですね(笑)
今までの劇場版作品はU-NEXTにて全作品見られるので、ぜひとも検索してみてください!!
(※2023/9/8時点での情報になります。)
ネタバレする前に見たい方は、ぜひ、映画館に足を運んでいただきたいです!!!
こんな凄腕エージェントになるには?
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作品全容(ネタバレ)
あらすじの続きです。
もう一つの鍵
イーサンはIMFのメンバーであるルーサーとベンジーを招集し、もう一つの鍵を持つ男と取引をするため、空港を訪れていた。
しかし、イーサンはもう一つの鍵を持つ男に接触する前に、スリの女性グレースに鍵をスられてしまう。イーサンはグレースと交渉し、男のポケットに鍵を戻すように指示した。了承したグレースはイーサンと男のもとへ向かう。
しかし,男のもとへたどり着いた頃には、座ったまま男は殺されていた。
イーサンを追うのはCIAのジャスパーたち。ルーサーの情報操作によってほかの旅行者をイーサンに間違えさせ、翻弄させていた。
一方、ルーサーとベンジーは貨物に運ばれる荷物の中で不審な荷物に気付き、ベンジーがそれを追う。荷物を見つけ、中身を取り出すと、それは小型の核爆弾であった。解除を始めるベンジーであったが、解除コードにはベンジーのことが記されていた。
核爆弾のことを知ったイーサンは慌ててしまい、そのすきにグレースに鍵を奪われる。タイムリミットぎりぎりで解除ができたが、中身は空。イーサンはグレースを追うが、グレースはイタリア行の飛行機に乗り込んでしまい逃してしまう。
その後、イーサンは自身がIMFに入るきっかけとなった事件に関与してたガブリエルの姿を見かける。30年前、ガブリエルは恋人マリーという女性を殺した。イーサンはその事件で終身刑になるかIMFになるかの選択を突きつけられ、IMFに入ったのだった。ガブリエルを追うイーサンであったが、見失ってしまい、ジャスパーに見つかり追われることになる。
イーサンはジャスパーを何とか撒き、イタリアに向かうのだった。
イタリア
イタリアに着いたグレースは指名手配されており、入国時にイタリア警察に逮捕される。
しかし、それはイーサンの策略であり、弁護人としてイーサンが現れた。
イーサンはグレースに雇い主は誰かと問いただすが、グレースはスマホで連絡を受けているだけで雇い主は誰かわからないと答える。イタリア警察を後にしようとしたところ、セクハラを理由にイーサンの手を振り払い、グレースは再度逃亡した。
再度、イーサンに捕まるが、イーサンたちはイタリア警察並びにCIAと謎の女性に追われることになり、町中を巻き込んだカーチェイスへと発展する。
謎の女性の正体はパリス。パリスはガブリエルの仲間であった。
何とか逃げ切ったイーサンとグレースであったが、グレースはまたもやイーサンのもとから逃亡。
グレースは雇い主に会うため、ヴェニスへと向かい、イーサンたちもそれを追ってヴェニスへと向かった。
謎の雇い主の正体
イーサンたちのグループにはイルサが加わり、4人でグレースを追うことになる。
グレースは指示通り雇い主主催のナイトパーティーに出席。同様にイーサンたちもパーティーに潜入する。
グレースは雇い主に出合い、雇い主の正体は武器商人のホワイト・ウィドウ(前作、フォールアウトからの続投)であった。
そして、そこにはガブリエル・パリスもいた。ガブリエルは鍵を守れば、グレースとイルサのどちらかが命を落とすことになると意味深な発言をした。
ホワイト・ウィドウの狙いは商売。事前活動家の裏の顔として武器商人の顔を持つ彼女であり、その取引目的に鍵を狙っていた。
ホワイト・ウィドウはもう一方の鍵をすでに手に入れており、これで二つの鍵がそろうことになる。イーサンは取引をやめるようホワイト・ウィドウを説得しようとしますが、彼女は耳を貸しません。危険を察知したグレースは、鍵をホワイト・ウィドウのゾラのポケットに隠し、イーサンの協力で逃亡します。
グレースを追うガブリエル。また、ガブリエルの危険が及ぶ前にグレースを助け出そうとするイーサン。イーサンは遠隔でルーサーたちの指示に従い、グレースを追うが、ガブリエルにはエンティティが味方に付いており、デジタル機器はエンティティにより操作され、間違った方向に誘導されてしまう。
ガブリエルは橋の上でグレースを待ち伏せし、ガブリエルに鍵を奪われてしまう。そこに鍵を取り戻そうとイルサが現れる。必死に二人の窮地を救うためグレースのもとに向かう。ガブリエルとイルサが戦うが、イーサンがたどり着いたのと同時に、イルサはガブリエルに刺されて命を落としてしまうのだった。
グレースの選択
グレースはイルサの死に責任を感じる。
イーサンたちに何かできないか尋ねるグレース。
すると、イーサンたちから選択を迫られることとなった。
逮捕される か IMFに入るか。
これは、IMFのメンバーたち皆が通ってきた選択。
ここでグレースは、IMFのメンバーになることを決断する。
イーサンたちはホワイト・ウィドウの取引を防ぎ、鍵を奪還すべく作戦を立てる。
作戦会議
ホワイト・ウィドウ・ガブリエルたちの取引はオリエンタル急行にて行われる。
作戦は、オリエンタル急行にホワイト・ウィドウとゾラに扮したグレースとイーサンが侵入。ホワイト・ウィドウと入れ替わり、取引相手との取引を失敗させ、鍵を奪還することであった。
誘導はルーサーとベンジーの担当。前回の反省を踏まえ、デジタルを用いない衛星電話で会話することにした。
作戦のために必要なマスク製造機でマスクを製造していると、ホワイト・ウィドウのマスク作成後にマスク製造機が壊れてしまう(エンティティによるもの?)
作戦は変わってしまうが、ホワイト・ウィドウとして侵入するのはグレース1人。イーサンは列車が減速したタイミングで列車に飛び乗る作戦となった。
取引の列車は出発し、いよいよ最終決戦が始まる。
オリエンタル急行での鍵争奪戦
ホワイト・ウィドウとして潜入したグレースは見事、グレースをのして、入れ替わることに成功。
一方、列車はガブリエルの策略により、運転手を殺され、ブレーキを無くし、暴走列車に変えられていた。
減速するものと思っているイーサンは、カーブに差し掛かっても減速せず、列車に乗り込むことに失敗する。ベンジーの指示のもと、経路を変更し、崖から飛び降りて乗り込むという無謀なことに挑戦する羽目になる。
ホワイト・ウィドウ(グレース)は取引相手と合流。相手はIMFの長官であるキトリッジであった。ホワイト・ウィドウ(グレース)は2つの鍵の入手に成功する。そして、ガブリエルの雇い主はデリンジャーであることが発覚する。沈没した潜水艦の場所を知っているのは私だけと交渉をかけられるものの、デリンジャーはガブリエルに殺害されてしまうのだった。
そんな中、グレースの正体がついにバレてしまう。ピンチを迎えた時、山の頂上からバイクごとジャンプをしてパラシュートで突撃したイーサンが、列車の窓を突き破って、グレースのピンチに偶然に駆けつけるのだった。
ガブリエルとの最終決戦
イーサンは列車の暴走を止めるようグレースに指示し、イーサンはガブリエルを追う。
そして、ついにイーサンとガブリエルじは列車上で格闘が開始することなる。イーサンはガブリエルを追い詰め、殺そうとする。しかし、ガブリエルは大事な情報源であり、あと一歩のところで、手を止める。
その隙をついてガブリエルは列車から逃亡する。逃げ切ったかと思ったガブリエルだったが、すでにイーサンに鍵を盗まれており、ガブリエルは激怒する。
一方、グレースは列車の暴走を止めようと操舵室に向かうが、ガブリエルに操縦桿を破壊されており、列車の暴走を止められなかった。イーサンと合流し、イーサンは列車の連結を外すことで、列車を停止させようとする。
しかし、列車が橋に差し掛かっとところで、ガブリエルの策略により橋が爆破される。列車は止まりかけたが、あと一歩のところで、橋から落下してしまう。イーサンとグレースは次々と橋から崩れ落ちる列車から逃げようと、後部車両に向かうが、間に合わない。あと一歩のところで、ガブリエルを裏切ったパリスに助けられ、何とか生還する。
パリスはガブリエルを裏切った際に、死傷を負わされ、瀕死状態。もう助からない状況であった。イーサンはパリスから情報を聞き出し、セヴァストポリが鍵の使用場所であることを聞き出す。
イーサンはグレースをキトリッジに託し、自分は次の目標であるセヴァストリ探索に向かうのであった。
これが、作品の全容になります。
109シネマズ Screen X
今回はScreen Xで映画を見てきました!!!
初めてのScreenXでの鑑賞。わくわくしながら、鑑賞してきました。
シートはエグゼクティブシートは予約がいっぱいで見られませんでした。
結局は一番後ろの席の中央を予約し、鑑賞してきました!!
結果から話すと、Screen Xと最後部座席の中央は相性が良かったと思います!!
まずはScreen Xについて解説します。
109シネマズ Screen X
詳しくはこちらをご覧ください。
109シネマズ 4DX/ScreenX/4DX Screen | 109CINEMAS 4DX
要は3画面(270°)で鑑賞できるスクリーン。
画面に包まれ、映画に没入できる仕様になっています。
おすすめポイント
3画面で見れることにより、アクションの激しさがより増した印象でした。
本作品はアクション要素が強く、今回★5の評価をつけさせていただいたのも、アクションの激しさに感動したからです。これの一因にもなっていると思います。
また、常に3画面で表示されているわけではなく、話に集中すべきところについては1画面になります。
だからといって、3画面が急に1画面に変わることについても気にはなりませんでした。
シートとの相性
前出の通り、今回は最後部座席の中央で鑑賞しました。
最初は、せっかくの大型タイトルであるため、エグゼクティブシートでの鑑賞を考えており、予約ができなかったことに残念に思っていましたが、結果的には最後部座席でよかったという印象です。
ただ、ここに関しては、エグゼクティブシートの方が画面の端が見えないため、没入感が得られる可能性はあります。
最後部座席のメリットとして、以下の2つがあるかと思いました。
① 作品全体を見渡せる。
② 他の座席と比べて、座席間の距離が離れており、ゆったり過ごせる。
②に関しては、ほかの映画館にはあてはめれないかもしれませんが、①に関してはほんとにそう思いました!!
なので、エグゼクティブシートは高くて取りたくないとか、予約が取れなかった人については
最後部座席をおすすめしたいと思います!!
最後に、医師の目線で
作中では「AI」がテーマとして出てきます。
最近何かと世間を賑わしている「AI」ですが、AIも今後の医療と密接にかかわってくると言われています。
今回はそんな「AI」について、現役医師の目線で話していきたいと思います。
AIとは
「AI」とは、人工知能(Artificial Intelligence)です。
今までに研究などで培った膨大なデータをもとに人に近い知的な推論・判断を可能にするシステムです。
これにより、現在ではCHAT-GTPなどの文書作成やBing-imageなどの画像作成、はたまた音楽の作成なども、AIでできる時代になってきました。
AIと今後の医療のかかわり方
基本的に医療はAIの導入が現時点でも進んでいます。
結論から申し上げると、AIの導入により医療の診断能は向上し、誤診率は下がると思われます。
ただし、医療に100%はないという言葉がある様に、結局は100%にはならないとも思います。
というのも、希少な疾患については対象とする患者が少ないために研究が進んでおらず、AIでも診断には難渋する可能性が高いように思われます。
また、AIの提案により鑑別疾患(患者の症状から区別すべき疾患のこと)を挙げられるようになるが、普段見かけられないような超希少な疾患なども挙げられてしまい逆に診断において混乱が生じることも可能性として挙げられると思われます。
ただし、少ない情報からAIが研究を立案して、それを立証するような時代が来れば、医療の研究は急速に進み、100%に限りなく千一いていくのではないでしょうか。
AIと医療従事者の今後
医療は医師だけでは成り立ちません。
医師の他にも、歯科医師もいれば、薬剤師や検査技師、看護師、ソーシャルワーカーなどの多数の触手が合わさって医療が成り立っています。
結論から申し上げると、AIに医療従事者の仕事はとってかわられるも、医療従事者の仕事がなくなることはないと考えます。
というのも、あくまでAIは機械であり、合理的な判断を下す存在だからです。
AIが当たり前になった世界では、あまり抵抗がある方は少ないとは思いますが、やはり人に話を聞いてもらいたい、人に診てもらいたい人は多いのではないのでしょうか。なので、結果的には仕事は変わるも仕事はなくならないというのが最終的な結果になるのではないかと考えています。
医師の今後
私は医師ですので、医師の今後についても触れたいと思います。
医師の主な仕事は診断と治療です。(正確にはほかにもありますが、、、)
ただし、診断があるから治療があるとも言えます。
AIは膨大なデータから診断についてはかなり高い効果を発揮すると思われます。
現に、画像診断においては、AIによる異常発見も発達してきており、内視鏡についても画像で異常を指摘される技術も発達してきています。
このように、診断についてはAIの導入により診断能は飛躍的に向上することが考えられます。
つまりは、診断が確定すれば、治療についても方針が決まってきます。
治療については、いろいろな選択肢が考えられます。
例えば、経過観察も一つの治療です。そのほか、薬剤処方や処置、手術なども治療に含まれます。
現時点では、完全AIによる処置は現実としてない(たぶん)ため、内科医であっても、高度な技術を要した処置(内視鏡的治療やカテーテル治療など)があり、技術を要する内科医もそんなにすぐには乗っ取られるとことはないと思います。
特に、手術を行う外科医についてはAIに乗っ取られることはほとんどないように思われます。
以上のことから、医師の仕事は治療がメインになっていくものと考えます。
今後の治療の姿
たとえば、このようなようになっていくのではないでしょうか。
① 患者はしんどい時にスマホなどで自分の病歴などの状態を記入、見た目に異常があれば写真などを投稿する。
② AIにより鑑別疾患、診断を提示され、救急車の必要性の判断やクリニック・病院への受診の必要性が判断され、必要に応じて受診手続きまで行われるようになる。
③ AIの診断が前もって受診予定の医師のもとに転送され、それをもとに来院前に医療従事者によって必要な検査及び治療の準備がされる。
④ 来院した患者に対して、すぐに検査が行われ、その結果を含めて総合的な診断がなされ、治療を提示される。
⑤ 治療内容を決定し、医師により治療が開始される。
もしかしたら、必要なければ、スマホだけで処方箋も出してもらえるようになるかもしれませんね(笑)
メリット
メリットとしては、医療従事者の負担軽減につながると考えられます。
当直業務であるとか応需義務であるとか、さまざまな負担が医療従事者には降りかかっていますが、AIの導入により、一部の業務がAIに負担してもらえることで医療従事者の負担はかなり軽減されることが考えられるのではないでしょうか。
デメリット
負担軽減は大歓迎ですが、逆にデメリットとしては、責任の所在がはっきりしないのが考えられます。
AIが診断し、少ないとはいえ誤診を招いた場合には、誰が責任を問われるのでしょうか。
AIを信頼し、決断を下した医師でしょうか。それとも、AIを設計した会社でしょうか。それとも病院あるいはクリニックの経営者でしょうか。
ここがはっきりしないうちはAIの導入は危険に思います。
もし、医師が責任者であれば、もしかすると、医師の負担は少なくはならないということになりかねないと思います。
プロフィール
はじめまして!Cine-surgeonです!!@映画好き医師の控室 – 映画好き医師の控室
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