今回のテーマは映画「地獄の花園」です!!
★2/★5 感想&ネタバレ「地獄の花園」を紹介!!
さて、今回、ご紹介するのは「地獄の花園」です!!
評価は★2/★5です!!!!
こちらは、あの芸人・作家として有名なバカリズムさんが脚本を務める作品です!!
バカリズムさんの独特な世界観が作り出すコメディー作品です!!
以下の項目にのっとって、話を進めていきたいと思います。
作品情報
タイトル:地獄の花園
(原題:地獄の花園)
公開日:2021年
国:日本
ジャンル:コメディー
監督:関和亮
脚本:バカリズム
対象年齢:全年齢向け
公式サイト:映画『地獄の花園』オフィシャルサイト | 2021年11月5日(金) Blu-ray&DVD発売! デジタル配信開始! (warnerbros.co.jp)
出演者:
- 田中直子 俳優 – 永野芽郁
- 北条蘭 俳優 – 広瀬アリス
- 安藤朱里 俳優 – 菜々緒
- 佐竹紫織 俳優 – 川栄李奈
- 神田悦子 俳優 – 大島美幸(森三中)
- 松浦慎二 俳優 – 森崎ウィン
- 進藤楓 俳優 – ファーストサマーウイカ
- 白鳥真央 俳優 – 長井短
- 大柴姉妹 俳優 – 近藤くみこ(ニッチェ)/ かなで(3時のヒロイン)
- 冴木妙子 俳優 – 勝村政信
- 藤崎麻理 俳優 – 松尾諭
- 工藤早苗 俳優 – 丸山智己
- 赤城涼子 俳優 – 遠藤憲一
- 七瀬小夜 俳優 – 室井滋
- 鬼丸麗奈 俳優 – 小池栄子
等が出演しています。
予告PV
あらすじ(ネタバレなし)
今回のテーマはOL×ヤンキー。
主人公 田中直子(永野芽郁)は三富士株式会社に勤めるごく普通のOL。
しかし、OLの世界には別の側面があり、一部のOLは派閥争いをしており、三富士株式会社の中でも派閥が存在しました。
安藤朱里(菜々緒)率いる安藤一派
佐竹紫織(川栄李奈)率いる佐竹一派
神田悦子(森三中-大島美幸)率いる神田一派
この三つの派閥を率いるリーダーは他の会社であれば、それぞれトップを張れるレベルの強者ばかり。
派閥争いの結果、三富士株式会社のトップを張ることになったのは安藤一派の安藤となった。
ただ、堅気である直子には関係ないこと。直子にはどうでもよかった。
そんな三富士株式会社に一人のOLが入職してきた。
そのOLは北条蘭(広瀬アリス)。北条はひょんなことから直子と仲良くなり、堅気のような接し方であるが、喧嘩がものすごく強く、三富士株式会社でもそのうわさが広まっていき、狙われるようになる。
北条は喧嘩に興味はないが、狙われるため、しょうがなく喧嘩を買っていると、安藤・佐竹・神田にも目を付けられるが、3対1で圧勝。三富士株式会社のトップを張ることとなった。
その姿はさながらヤンキー漫画の主人公。
北条の噂は他社にも伝わっていき、他社からも狙われるようになる。
ついには、堅気である直子にも魔の手が、、、。
果たして、北条は直子を守れるのか。
というのが、あらすじ。
感想
正直、熱中するほど面白いかというとそうではないかなというのが印象。
バカリズムさんが織り成す独特の世界観は魅力的でしたが、大爆笑というよりはクスっとする場面がちりばめられている感じです。
まったく気を張ってみる必要がありませんので、リラックスしてみるにはいいかもしれません。
なので、個人評価は★2/★5です!!!
この作品を見るには?
2023年9月1日現在、U-NEXTおよびNetflixで視聴可能です。
シリーズ
本作品は、単品作品であり、現時点では続編は作成されておりません。
バカリズムさん脚本作品
この作品を気に入っていただけた方は、次の作品も見てみると楽しめるかもしれません。
参考にしてください。
バカリズムさん脚本の作品は本作品が初めての視聴なので、そのほかの作品についての評価は控えさせていただきます。
また、視聴出来たら、追記していきますね!!
素敵な選タクシー(原題:素敵な選タクシー)
現時点ではU-NEXT、Netflixで視聴できません。
ウェディング・ハイ(原題:ウェディング・ハイ)
現時点ではNetflixで視聴可能です。
架空OL日記(原題:架空OL日記)
現時点ではU-NEXT、Netflixで視聴できません。
これらの作品を視聴するには?
本作品および一部の作品はU-NEXT・Netflixにて見られるので、ぜひとも検索してみてください。
ネタバレする前に見たい方は、ぜひ、映画館に足を運んでいただきたいです!!!
この作品が好きな人にはこんな作品がおすすめ!!
この作品が好きな人は、きっとややばからしい、笑える世界観が好きな方と思われます。
そんな方には紹介するのは、ジム・キャリー主演「イエスマン」です!!
この作品は、なんにでも「No」と答える冴えない主人公が、
なんにでも「Yes」と答える宗教と出会って、人生が変わる話です。
余談ではありますが、劇中バンドのミュンヒハウゼン症候群についても解説しています!!
作品全容(ネタバレ)
あらすじの続きです。
一部上場企業トムスン
目を付けられ絡まれの生活を送るも北条は負けなし。
北条が強すぎで、直子も一緒にいても心配していなかった。
最後に目をつけてきたのは一部上場企業・トムスン。トムスンのトップを張るのは赤城涼子(遠藤憲一)であった。
赤城の指示で直子は夜道を襲われ、攫われてしまう。そして、北条のもとには脅迫状が届くのであった。内容は「一人でトムスンに来れば、直子は返してやる。」といったよくある内容。
北条は安藤・佐竹・神田に止められるが、堅気である直子を巻き込んでしまったと、またもや主人公を発揮して一人でトムスンに殴り込みに行く。
北条が乗り込むと、トムスンで待ち受けていたのは、赤城率いる大勢のOL達。目が覚めた直子はそのころ自分が襲われて助けてもらう状況に対して、カッコ悪いことをしてしまった落ち込んでいた。
赤城はゲームをしようと北条に持ち掛ける。
それは、トムスンの3幹部、冴木・藤崎・工藤を連続で相手にすること。
しかし、北条は藤崎・工藤を消耗させられながらも倒し、最後の冴木と対峙した。
冴木は北条に休む権利を与えるが、北条は主人公ばりに突っぱね、冴木との戦いが始まる。
結果としてはあっさり敗北し、気絶。それを見た、直子は主人公ばりの態度であっさり負けた北条にモブ感を感じてしまい呆れてしまう。
気絶した北条を横目に直子の態度が変わる。
直子の本性
直子は、幼少期よりヤンキー一家の末っ子として生まれ、兄たちに揉まれながら生活してきた。家にある漫画はすべてヤンキー漫画。父からも格闘センスは直子が一番である評されていた。
しかし、直子のあこがれは普通の女の子としての生活であり、普通の女の子として振舞っていた。
そう。
最初にも言った通り、今回の主人公は直子なのである。
直子は自分が動かねばならない状況に追いやられたことに半ギレで、赤城・幹部3人を含むその場のOL全員を相手にボコボコにし、トムスンを壊滅させた。
北条の過去
翌日より何事もなかったように会社は始まる。直子はいつも通り会社では振舞っていたが、翌日から北条は会社に来なくなった。
北条は小さいころから友達のピンチに颯爽と現れ窮地を救うさながら、ヤンキー漫画の主人公にあこがれており、その主人公のような自分を誇らしく思っていた。
会社に顔を出せなくなったのは、トムスンに乗り込んで負けた自分を恥じていただけではなかった。冴木に負け、気絶していた北条は、実は途中から起きており、守るべき対象であった直子があっさりと倒してしまったのを見て、自分は主人公の器ではなく、せいぜい主人公を引き立たせるだけの脇役に過ぎないと悟ってしまったのである。
トムスンの逆襲
一方、平和が訪れたと思われた三富士株式会社には、トムスンの魔の手が、、、
トムスンは軍隊を引き連れ、三富士株式会社に乗り込み。
要求は、三富士株式会社の頭を張っているやつをだせとのこと。
また、最強のOL 鬼丸麗奈(小池栄子)を連れてきたと。
直子の本症を知らない安藤たちは、北条は会社には来ていないと伝えるが、トムスンは北条が雑魚で、そんな奴はどうでもいいと答える。直子のことを頭というトムスンであったが、堅気である直子がそんな強いわけがないと安藤たちは言い張る。
北条が不在のため、ここは自分たちが死守するしかないと、安藤・佐竹・神田が立ちはだかる。トムスンとの抗争が始まるが、全面戦争にまで発展。しかし、安藤・佐竹・神田の力ではトムスンの幹部3人にもかなわない。
そこで、仲間の1人が直子に助けを求める。安藤たちが死んでしまうと。一瞬、普通のOLに戻れなくなるかもしれないとよぎる直子であったが、主人公の直子は立ち上がり、助けに向かう。
直子はトムスンの前に立ちはだかり、トムスン全員を相手に主人公ばりの強さで圧倒する。
最強のOL、鬼丸麗奈
様々な伝説を持つ鬼丸麗奈が主人公の直子と対峙する。
今まで、ほぼ無傷で相手を倒してきた直子であったが、鬼丸はそれと拮抗する実力があり、直子と激戦を繰り広げる。
最後は、当然、主人公の直子が勝利。
三富士株式会社はトムスンの魔の手から救われた。
そしてまた、三富士株式会社にいつも通りの平和が訪れ、直子は最強を倒したことにより、最強のOLとなった。
その後
最強のOLとなった直子であったが、その後も堅気の生活に戻り、さも何もなかったようにふるまいを見せた。しかし、ほかは違った。直子の圧倒的な強さにOL達は喧嘩をしているのがあほらしくなったのだ。OL達はみな普通のOLとなり、仕事に励むようになった。
そのなところに、北条蘭が久々に出勤する。
北条蘭に久しぶりに会って、心配する直子であったが、北条の顔つきが違った。
話は2週間前に遡る。
直子の強さを見て、OLをやめることを考える北条であったが仲間たちとの思い出を思い出し、走り出す。向かった先は、日本最初のOL 七瀬小夜(室井滋)のもとであった。
北条は七瀬に力をOL学ばしてほしいと必死に懇願する。その姿を見て、OL力を伝授することを決意。血がにじむような修行を経て、北条は力を手に入れる。
そして、力を手に入れた北条が向かったのは、トムスン。過去の最強OLである鬼丸を含むトムスン幹部たちを瞬殺するほどの強さにまで成長していた。
そして、向かったのは最強のOL 田中直子のもとであった。
最強のOL 田中直子と主人公 北条蘭
北条は負けたままでいられないとし、直子に勝負を挑む。
大丈夫かと声をかけた直子であったが、北条に殴られ、スイッチが入る。
ここで、直子が考えていたのは、挫折を味わった主人公が修行を経て更に強くなって帰ってくるパターン。それでいうと、主人公は北条で、ラスボスが直子であった。
最強のOL 田中直子と主人公 北条蘭の死闘が始まる。
修行で成長した北条は直子と拮抗していたが、ついに決着の時が来る。
勝者は直子であった。
泣き崩れる北条であったが、そこには直子のあこがれの存在である松浦慎二(森崎ウィン)が駆けより、北条の彼氏であることが発覚。
直子は喧嘩に勝ったが、勝負に負けたのであった。
END
これが、作品の全容になります。
医師って、、、会社員?
本作品では、「会社でのOLの生き様」みたいなものを描いています。
では、今回は、「医師の会社(病院)における生き様(生活)」について、
ご紹介させて頂きたいと思います!!
医師は会社員
ほとんどの医師は病院という雇い主がいて、そこで必要とされている能力を発揮して、
給料が支払われるため、ほぼサラリーマンと一緒と思っています。
病院の中には、それぞれの部署(科)があり、部署の中には役職があり、それに応じても給料は増減します。これもサラリーマンと同じかと思います。
これを私に当てはめると、所属部署は消化器外科で、役職は医師(後期研修医)と、まぁ、平社員のようなものです。
医師の働き方
医師の働き方については、大きく「臨床」と「研究」に分かれます。
「臨床」とは、皆さんがイメージする医者を思い浮かべてもらったらと思います。
要は、外来診療や入院患者の管理、その他、検査・処置・手術などが当てはまります。
「研究」とは、その名の通り、研究です。
医療は科学から成り立つ職業であるため、そこには医療の発展を目指した研究が伴います。
具体的には、仮説を立て、検証し、結果あるいは成果を学会で発表して、論文として記録に残します。
この「臨床」と「研究」の力の配分は所属している科によっても、医師によっても異なります。
「臨床」のみを行っている医師もいれば、「研究」のみを行っている医師もいるわけです。
ただ、昇進という面では「研究」で認められた医師が上へと昇り詰めていくことが多いです。
私に当てはめてみると、「臨床」:「研究」=9:1といったところでしょうか。
臨床
では、臨床医としての一日に迫ってみましょう。
医師の一日は、大体所属している科の曜日ごとの割り振りによって、一日の行動が決まっています。
例えば、月・木は外来担当、火は処置・検査係、水曜の夕からはカンファレンス(症例検討会)などなど、、、
これに加えて、入院患者の管理や事務作業が加わり、学術活動(いわゆる、研究)は残った時間や業務時間外に行うというのが、多くの医師の生活になるかと思います。
例えば、私の一日
これを私の場合に当てはめてみた表が下の通りです!!(あくまで、一例です)
大体、朝一で病棟をぐるっと回って、患者の病状を把握します。
その後は、上の表にある通り、曜日ごとに決まった行動を行います。
私は消化器外科医のため、手術を一番の生業としており、手術は月・水・金で行っています。
ただ、常に手術をしているわけではなく、その日の担当症例の時間は手術室におり、それ以外は病棟管理などに充てます。やることがなければ、手術の手伝いや勉強のために見に行くという感じです。
手術の欄を見ていただいたらわかる通り、夜中までかかる手術や場合によっては日をまたぐ手術などもありますが、毎回そのように働いているわけではなく、そういう日もある程度です。
また、土日も患者の様子を見に基本は出勤していますが、予定があれば、必要に応じて同僚に頼む場合などもあり、常に来ているわけでもありません。
ここで、余った時間や必要に応じては残業して学術活動を行います。
と、ざっと、こんな感じが、私、Cine-Surgeonが消化器外科医として働くスケジュールでした。
消化器外科の働き方については、また別の機会にゆっくり話すとしましょう。
また、医師の働き方は病院だけではありません。
バイト(非常勤医師)や開業医、その他にも様々な働き方があります。
これらについても、後日話せればと思います。
結語
今回は、Netflixで日本ランキング1位(2023年8月30日時点)であったバカリズムさん脚本の「地獄の花園」をレビューしてみました。
正直、私の肌には合いませんでしたが、バカリズムさんの独特の世界観が感じられる作品であったと思います。
そして、今回は医師は会社員としてどのように生活しているのかも説明してみました。
あんまり、イメージがつかないと思いますので、こんな感じなんだと思ってもらえたらと思います!!
では、また、お会いしましょう!!
プロフィール
はじめまして!Cine-surgeonです!!
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